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夜と霧 新版

顧客の平均格付け: (58)

ヴィクトール・E・フランクル

価格: ¥ 1,100


(4 利用可能なアイテム)

タグ: 文学・評論 全般, ヨーロッパ史一般, ドイツ・オーストリア史, 歴史・地理 全般, みすず書房, ハードカバー

   名著の新訳には、つねに大きな期待と幾分かの不安がつきまとう。訳者や版元の重圧も察するにあまりあるが、その緊張感と真摯さのためか、多くの場合成功を収めているように思われる。本書もまた、その列に加わるものであろう。    ユダヤ人精神分析学者がみずからのナチス強制収容所体験をつづった本書は、わが国でも1956年の初版以来、すでに古典として読みつがれている。著者は悪名高いアウシュビッツとその支所に収容されるが、想像も及ばぬ苛酷な環境を生き抜き、ついに解放される。家族は収容所で命を落とし、たった1人残されての生還だったという。    このような経験は、残念ながらあの時代と地域ではけっして珍しいものではない。収容所の体験記も、大戦後には数多く発表されている。その中にあって、なぜ...

#生きるを自らに問う (2008-10-06) あらかじめお断りしておきますが、私は旧版を読んでいません。ですので比較はできません。強制収容所については多くの著書や映画がある。しかし、この著作はそれらとは視点がことなるものである。心理学者という目でみた人間への最大の問いかけとそして生きる姿がここに記されている。人間の生きることに心理がどのように影響しているのか、極限で生きる人の心はどのような状態に陥るのか。しか...
#生きる意味は自分で見つける (2008-08-30) 医師国家試験に合格した親友にお祝いを贈ったところ、返礼としてもらった大切な本。極限状態でも人生の意味を見出すことはできる。翻って現代の日本を見てみると、自分自身の人生の意味を見いだせずに自分や他人の生命を奪う若者が多いことに気づく。本書の内容や著者フランクルをはじめとした実存主義思想は今の日本にこそ有用ではないだろうか。
#自分の人生を変えた1冊 (2008-08-27) ナチスの強制収容所に収容されたユダヤ人精神科医である著者が強制収容所内における人々の心理や行動について医学の見地から考察し、「生きる」ということの本質をシンプルな言葉で語りかけてくれる名作。本書の中にでてくる「生きる意味とは外に求めるものではなくて、生きる意味が逆にこちらに生きる意味を問いかけてくる、そして我々はその生きる意味に答えを提示しなければいけない。それ...
#人間を知るには、この本。 (2008-08-25) 極限状態で人はどうなるのか。私たちは(少なくとも私は)、生きるか死ぬかの極限状態に今まで追い込まれたことがありません。人間の本性が一番表れるのは、ピンチのときです。人間は、悪なのか、善なのか。もし私が今日食べるものも困っていたら、それでも人にパンを分けてあげられるだろうか。おそらく無理でしょう。自分が極限状態に追い込まれたら、人を気づかうことはできなくなると...
#過酷な状況のなかでどう生きるか (2008-06-24) 心理学者であり、医師であるフランクルが、ユダヤ人強制収容所で過ごした日々の体験記。読んでいて、涙が止まらなかった。被収容者は、モノ同然に扱われ、毎日過酷な労働を強制される。少しでも監視兵の目にとまるようなことをすれば、酷い暴力をふるわれる。「弱々しく」見える者は、労働力として価値がないものとみなされ、ガス室送りになる。一日に食べることが出来るものといえ...
ローマ人の物語 (1) ― ローマは一日にして成らず(上)    新潮文庫

顧客の平均格付け: (59)

塩野 七生

価格: ¥ 1


(94 利用可能なアイテム)

タグ: 塩野七生, ヨーロッパ史一般, 古代ローマ史, 歴史・地理 全般, 西洋史, 塩野七生, 新潮文庫, 全書籍, ペーパーバック

#薄さがいい。独特の文章は段々慣れます。 (2008-04-29) 歴史好きな人は問題ないのでしょうが装飾が多く、話が飛び、分かりづらかったです私は歴史の常識がなくその為の教養書として読んだので、大変でしたでも、今は文章にも慣れて、面白く読めます歴史の本にしては珍しく、薄い文庫本なのも嬉しい。クリスチャンの立場から見ても為になります聖書だと「異教」「異教徒」の一言で片付けられている彼らも、生活があり、信じるもの...
#現代に通じる歴史書 (2008-03-19)  紀元前8世紀から始まる、ローマの壮絶な歴史書。その頃、日本では文明が存在していなかった時代。ギリシアのクレタ文明は紀元前20世紀、エジプト新王国時代はしばらく後。中国の殷王朝時代は、紀元前1400年頃。 なぜ、ギリシア文明が潰えて、ローマに引き継がれていったのかを考えると、現代もまた同じ道をたどっているようにも感じます。王制から共和制などの時代を経て、戦争と平和の意味を考...
#ここから始まる大レース (2008-02-19) 紀元前後の古代国家でありながら、現代のイデオロギーにすら計り知れない影響を残した大帝国の、一千年に及ぶ興隆から衰亡までを余さず描き出した物語。一見際立った取り得を持たず、体格にもさして恵まれず、多神教のもと極めて鷹揚な宗教観を持ち、風呂好きの魚好きのお祭り好きと、なんとなく我々日本人には近親感の沸く特長をもったローマ人が主人公である。彼らがいまだ棲み処も持たず...
#ローマの歴史が面白い (2008-02-08) 非常に読みやすい文章です。ローマ成立の歴史についてわかりやすくまとめられています。そのなかの筆者の考察にとても同感できるものがあります。ローマの歴史って面白いですね。ローマを訪れたくなります。塩野さんの大作の一冊目ですが、こんなにおもしろいとは今まで知らなかったので、すぐに全巻読んでしまいそうです。この巻の最後はギリシャの歴史に関して手際よくまとめています。民族...
#ローマ人を読み解く諸前提 (2008-02-04) まず、この上下巻を読むことによって、以後のローマ人を通読する際の諸前提となる。ローマ史を概観するためには、やはり順次読み解くのがよいと思われる。
ローマ人の物語 (2) ― ローマは一日にして成らず(下)    新潮文庫

顧客の平均格付け: (15)

塩野 七生

価格: ¥ 1


(57 利用可能なアイテム)

タグ: 塩野七生, ヨーロッパ史一般, 古代ローマ史, 歴史・地理 全般, 西洋史, 塩野七生, 新潮文庫, 全書籍, ペーパーバック

#王制から共和制へ (2008-01-16)  ローマによるイタリア統一の過程が分かりやすく説明されている。ローマにとって最初の成分法となる十二表法成立の背後関係とか、ケルト人来襲によるローマ陥落とその後の復興などは、ローマ人の良い特徴が現れていると思う。  ローマが王制から共和制に移ってから、政体について動揺を繰り返していたが、リキニウス法の制定で政治的な安定を見る。共和制ローマを支える政治体制や税制、市民権の...
#積み重ねています。 (2007-07-30) この巻の出来も立派だと思います。複雑な周辺事情をも正しい順序で説明してくれているのでしょうかね。お話はギリシアへの派遣視察団が帰国するところから続きます。前449年十二表法の制定により、共和制ローマとして、ローマ人は歩み始めます。塩野さんの説明がすごくわかりやすかったのは、この共和制というのが、現在のフランスの共和制などとはまったく異質の政体であるこというものでした。...
#ギリシャから2000年以上経って (2007-07-22)  塩野が案内してくれるローマ史学の旅の二冊目。 ローマを語るにおいて 塩野はギリシャが欠かせないという。そんな塩野が 本書では まずギリシャをじっくり描いてくれる。 白眉はやはりぺリクレスであろう。塩野が紹介する彼の演説は 正直読んでいてため息しかでなかった。特に好きな箇所を抜き出す。 「われわれは美を愛する。だが 節度をもって。われわれは知を尊ぶ。...
#アテネとスパルタとローマ (2007-07-20) 最近300という映画が公開されていたがまさにあの様子が文章から溢れてくる。いかにスパルタという都市国家が特殊だったか、いかにアテネが反映を極めていたか、そしてその絶頂期のアテネを視察したローマがアテネの真似を全くしなかったのは何故なのか・・・2500年経っても人間というのは進化していないのかペルクリスの演説の名文句に唸ってしまう。そしてペルクリスの「貧しいことは恥では...
#日本は縄文時代 (2007-02-27)  日本では縄文時代のローマ・ギリシアの話 ローマとギリシアの対比がより史実をわかりやすくしている。 大きな意味での時代背景がわかりやすい。
英国王室史話〈上〉 (中公文庫)

顧客の平均格付け: (8)

森 護

価格: ¥ 969


(5 利用可能なアイテム)

タグ: ヨーロッパ史一般, イギリス・アイルランド史, 歴史・地理 全般, 西洋史, 中公文庫, 全書籍, ペーパーバック

#教科書より面白く読める本 (2007-10-11) 私は世界史には無知ですが、英国史はそれでも好きな方です。興味を持っている年代の範囲が狭いけど。我ながら俗っぽいなと思いつつ、やはりテューダー朝のヘンリー8世の6人のお妃辺りが興味深い。そしてその後のヘンリー8世の娘のエリザベス女王まではギリギリ興味の範囲内で、その後のスチュアート朝に入ると、途端に興味が失せてしまいます。そして、スチュアート朝以降のハノーヴァ...
#英国貴族史の総まとめ本! (2007-08-24) この本は英国貴族の歴史を知る上で、入門書でもあり、総まとめできる本でもあります。くわしい系図が載っており、他の本で知った知識を当てはめていくと「なるほど、そういうつながりがあったのか!」と断片的な知識が結びつく時の興奮・快感が味わえます。実際、貴族史などに興味のある方は避けては通れない本だと思います。フランスなど大陸側とのつながりはもちろん、英国貴族の大半は...
#英国の通史です (2006-04-15) この本はイングランドだけでなく、スコットランドにも触れている数少ない本です。大抵の本はイングランド側に偏ってしまっています。また王妃や王の愛妾に関してもほとんど触れられていません。適当な入門書を読んでもう一歩踏み込みたいという方におすすめです。単調かも知れませんが、ところどころ伝説の話が出てきます。眉に唾するものから、興味深いものまで。エピソードがあるからこの本は面白...
#映画とか小説が面白くなる (2005-09-04) 「歴史には興味あるけど、世界史はよくわからない人のための入門編」としては好適だと思います。ヘンリーだのエドワードだのって何人もいて、誰が何をしたヒトだかわからないから、なんか小説とか読みづらいの~っていうタイプといえばいいでしょうか♪で、すでに英国史をお勉強されているヒトにはおオススメしません(笑)また、もうちょっと書き込んでほしい箇所と作者が好きな箇所のバ...
#英国政治史の概観にはとても便利 (2004-07-27)  どこかの国の歴史を知ろうとする場合、人によっていろんなアプローチがあります。政治から入る人もあれば経済に注目する人もいるでしょうし、もっと特殊な分野(例えば軍事史や美術史)に重きを置く人もいるかも知れません。小生の場合、やはり人並みに政治史に親近感を覚えますので、統治体制の変遷や権力闘争の流れが分かると、その国の歴史の一端を理解したような気になります...
英仏百年戦争 (集英社新書)

顧客の平均格付け: (16)

佐藤 賢一

価格: ¥ 510


(7 利用可能なアイテム)

タグ: 佐藤賢一, ヨーロッパ史一般, 歴史・地理 全般, 西洋史, 集英社新書, 集英社, ペーパーバック

#「戦争の経済学」も同時にどうぞ (2008-04-16) 上流社会のスポーツみたいなものだそうです。あまり死者もでなかったようです。ただお金がたまると戦争して借金だけが残ってそのたびに徳政令がでたようです。現在でいうところのごみの問題みたいなもののようです。2007年にノミネートされていないなら、2008年前半の最優秀経済文庫ではないかと個人的に思っていしまうほどわかりやすい内容の論文と資料の多さ。「戦争の経済学」をいっ...
#『英仏百年戦争の実相とケース・スタディ』 (2007-04-01)  本書の主題は、勿論「英仏百年戦争」である。これを教科書的に示すならば、「1337-1453年にわたり、英仏間に起きた戦争」ということになるが、しかし、「このような認識は果たして実相を示しているのだろうか?」この問いかけと、解釈・解答が、本書の骨格材料になっている。 著者は『第6回小説すばる新人賞』『第121回直木賞』を受賞した、まだ30代の若手である。しかし、...
#国民国家イングランドとフランスが誕生するまでを把握できる非常に勉強になる本 (2007-03-17) まず、読者は40頁に及ぶ詳細な年表(代表的な事件には月日も記されている)と2頁の英仏王家の系図、そして本文中の要所に挿入された数々の地図という、資料の豊富さに圧倒されるだろう。新書版の歴史書では例を見ない程に資料が多い理由は二つ。まず、タイトルから多くの人は本書は1338年から1453年までの百年戦争を扱った...
#そして国民国家が誕生した。 (2007-02-25) 英仏百年戦争は、世界史の教科書にゴシック体で記載されていたが、授業で具体的に取り上げられることはなかった思う。本書を読んで、それがどんなものだったのかを初めて学んだのであるが、かなり面白い歴史ドラマになっている。また、歴史を考える上で注意すべきことの示唆にも富んでいる。ひとつ例を挙げれば、当時、イングランド国王は仏語を話していたのだが、そのような時代の英仏...
#佐藤賢一の代表作と言ってよい (2006-06-20) 百年戦争について、その前後の歴史的時系列の中で正しく説得的な位置づけをした上で語った出色の作品。新書というと、ある事柄について全体的・概要的な知識が得られれば最低ラインをクリアしたことになるが、この本は更に「目から鱗」「あぁなるほど」という思いをさせてくれるという点で◎。氏の「双頭の鷲」と「傭兵ピエール」も併せて読んで欲しい。


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