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果てなき渇望―ボディビルに憑かれた人々

顧客の平均格付け: (6)

増田 晶文

価格: ¥ 1,600


(3 利用可能なアイテム)

タグ: スポーツ, 体育学・スポーツ医学, 実用・スポーツ・ホビー 全般, 草思社, スポーツ, ハードカバー

#肉体の中心で魂は叫ぶ (2007-11-01) 全体としてもレベルの高い作品だが、第三章のドラッグビルダーの記録はまさに圧巻。並のホラー小説など鼻息でぶっ飛ばす臨場感と緊迫感が行間には満ちている。まるでビルダーの肉体を隙間なく埋め尽くした筋肉群のように。作者は「常識を飛び越えた過剰」の世界に足を踏み入れ、善悪やモラルを超越して生きる超人の姿を見事に描写し尽くす。これはボディビルの本などではない。ボディビルとい...
#ボディビルに興味ある人には5、そうでない人にはもっと低い評価かも・・・ (2007-08-13)  私自身ウエイトトレーニングを20年程続けているので、文中の仮名の人物も特定できるし、警官殺しの岩間氏の話も、ジム内にてオンタイムで聞いた覚えがある。 その程度の予備知識があるからこそかも知れぬが、トレーニングについて書かれた専門誌とは違った、選手の私生活・過酷な減量・ステロイドに至るまで興味深く読ませてもらった。...
#徹底した取材による臨場感と真実性 (2004-10-31) 本書の登場人物はすべて実在の人物です。ほとんどは実名で書かれていますし、中盤に出てくる薬物使用者も、ちょっと業界を知っている人なら人物を特定できます。トレーニングやコンテストだけでなく、私生活や登場人物の年収まで調べ上げる徹底した取材ぶり。誹謗・中傷・誤解の多いスポーツをテーマにしてあるだけに、最後まで興味深く読むことができました。
#果てなき渇望の感想 (2003-09-13) 薬物を使用しているボディビルダーの心の中に入っていく、とても興味深い著書。描写の具体性が極めてリアリティーの高い雰囲気を醸し出している。ウエイトトレーニングをしている者にはちょっと覗いてみたい世界が描かれている。
#これ以上ない臨場感 (2002-05-24) ボデイービルやウエイートトレーニングをある程度本格的にやったことがある人なら、本書ほど自分が登場人物の一人として、のめり込める書籍は他に無いだろう。本書のトレーニングの箇所を読むと、あたかも自分の筋肉も登場人物と同様に反応しているかの錯覚を覚えるほどである。これは自身がビルダーの著者だからして書けた他に追従を許さない新境地である。しかし、そのような世界に立ち入った...
狼は帰らず―アルピニスト・森田勝の生と死 (中公文庫)

顧客の平均格付け: (8)

佐瀬 稔

価格: ¥ 698


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タグ: スポーツ, ノンフィクション 全般, 歴史・地理 全般, 登山, 実用・スポーツ・ホビー 全般, 旅行ガイド 全般, 実用・スポーツ, 中公文庫, 中央公論社, ペーパーバック

#現代が失ってしまった何か (2008-05-20) 森田勝のような人生を今の人々は歩むことは出来ないと思う。決して一流の人ではない。K2で一次アタック隊に入らなかったが故に下山してしまった下りなどを読んでも、彼が現代の社会で受け入れられるとは到底思えない。でも、僕らはどんなに渇望しても森田のような人生は歩めない。そういう意味ではとても幸せな人だと思う。本作は非常に良く出来た力作だが、登山用語を多発しており、初心...
#孤独、しかし人を愛すが故の孤独 (2008-05-06) お馴染みの佐瀬 稔(著)のシリーズ。長谷川恒夫などシリーズを通して他の登山家が登場するので、合わせて読むと登山家の対比や登山家同士の葛藤ややり取りが垣間見れて面白い。自分のやりたいことをやり抜きとおし、一見究極のわがままにも見える彼の行動。しかし、彼はひたすら自分の夢に没頭していく。それが故に周りからは反発をくらい、山岳会にもなじめず、自身の信念を曲げて...
#究極の求道者 (2007-11-22) 『神々の山嶺』の羽生丈二(ビカール・サン)のモデルとなった森田勝の話。究極の求道者といって差し支えないだろう。その一方で、純粋すぎるが故に人を傷つけてしまうなど、幼稚ともいえる人間性も記されている。スポーツを志したことがある人なら憧れるであろう妥協しない姿勢に憧れる。その反面、家族を持つ者としてはどうかという疑問も同時に湧く。このような人物がいたこと自体、スゴいことだと...
#我慢できなかった人 (2006-02-11)  1980年に山と渓谷社から出た単行本の文庫化。 稀代のクライマーであった森田勝の生涯をドキュメンタリー風に描いた一冊。森田の特異な性格がすごい迫力で描かれており、圧倒された。 森田は子どものような男だった。自分の好きなものにはのめり込んでいくが、嫌いなものはすぐに放り出してしまう。他人への気遣いなどは微塵もなく、自分の思い通りに行かないとすぐに拗ねてしまう。そうした性...
#現代人の忘れ去った何か (2005-11-13) 森田勝は、我が身の不遇に対する怒りをぶつけるため、情熱の全てを山に賭ける。その執念は、恐ろしいほど激しい。特に、「谷川岳滝沢第三スラブの積雪期初登攀」神話はすさまじい。金銭的理由で山岳会の海外遠征に同行できない悔しさを晴らすために、登り尽くされた谷川岳のバリエーションルートの中から誰も見向きもしない危険だけのルートで初登攀を為す。山以外での社会生活は困窮を極め...
誇り―ドラガン・ストイコビッチの軌跡 (集英社文庫)

顧客の平均格付け: (12)

木村 元彦

価格: ¥ 32


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タグ: スポーツ, 体育学・スポーツ医学, サッカー, 実用・スポーツ・ホビー 全般, 実用・スポーツ, 集英社文庫, コバルト文庫, 集英社, ペーパーバック

#ピクシーという入り口からユーゴ問題を理解する (2008-03-27) 名古屋グランパスで活躍した、ピクシーことドラガン・ストイコビッチの伝記だ。天才的サッカープレーヤーが、最もよい年齢の時に祖国の崩壊と、それに伴う国際大会からの閉め出しに失意して、極東のサッカー後進国の弱小チームに来ることになる。彼はチームを優勝に導き、年齢を乗り越えて、国際大会に復帰し活躍する。その道程を、ピクシーとユーゴサッカーに対する...
#ストイコビッチの波乱に満ちたサッカー人生の記録です (2007-01-16) ユーゴスラビアという国が戦争、解体していた激動の時代をサッカー選手としてどのように感じながらプレイしていたかというのが分かります。基本的にストイコビッチについて書かれていますが、これを読むと当時のユーゴスラビアの状況も分かります。現在も続いている激動の時代において、ストイコビッチという選手は国民に対して希望を与え続けていたのだと感じ...
#ピクシーの偉大さを再認識 (2006-12-24) かつてユーゴスラビア代表として活躍し、Jリーグ名古屋で現役を終えたストイコビッチのサッカー半生記。セルビア・モンテネグロサッカー協会の会長を経て、現在は鈴木隆行が在籍しているレッドスター・ベオグラードの会長を務めています。優れたサッカー選手としてだけではなく、ユーゴ内乱という激動の時代に代表チームの精神的支柱としてもキャプテンシーを発揮する姿が描かれています...
#私達の幸福、彼の悲劇 (2006-07-31) ピクシーことストイコビッチが、どれほどスゴいサッカー選手だったか?私を含め、運良く彼のプレーをリアルタイムで堪能することが出来た者にとっていまさら説明する必要はないだろう。サッカーに詳しくない人でも、彼のプレーを一目見れば「明らかに他と違う」ことは一目瞭然だった。(もしピクシーのプレーを見たことがないのなら、本よりもDVDがお勧め)「オシムの言葉」で、一気に注目を浴び...
#ファン必読だが、ちょっと甘い (2006-07-10) 「まともに文章を発表し出して二年足らず」という、「です・ます」調のあとがきもどこか初々しい、著者のデビュー作。名古屋でストイコビッチのプレーを目にするまでは、サッカーに興味がないどころか、「嫌い」だったとまで語る著者だが、今でこそ世界のサッカーを熱く語っているライターのなかにも、ほぼ同様の貧弱な「サッカー歴」しか持たない人間は、実はけっこう多いのではない...
死のクレバス―アンデス氷壁の遭難 (岩波現代文庫)

顧客の平均格付け: (2)

J. シンプソン

価格: ¥ 226


(15 利用可能なアイテム)

タグ: 文学・評論 全般, スポーツ, ノンフィクション 全般, 歴史・地理 全般, 体育学・スポーツ医学, 登山, ペルー・ボリビア, 実用・スポーツ, 岩波現代文庫, 全書籍, ペーパーバック

#恐るべき生への執着 (2004-10-09) 「人間と言うのは、ここまで生きることへ執着できるのか」凄まじい迫力で迫り来るものがあります。骨折してクレバスへ転落した後の三日間、著者は飲まず食わずで這いつくばって、仲間のベースキャンプにまでまさに必死の思いで辿り着きます。生還するんだと言う、強烈な意思が無ければ絶対に有り得ない話です。意志の力の素晴らしさには、ただただ感嘆するのみです。ただ、登山のディテールの描...
#A Gripping True Story (2002-03-29) This is a true story of two friends who go climbing in the Andes and meet with disaster. Joe Simpson breaks his leg falling off an ice ledge. His friend tries to help him off the mountian by lowering him down a series of ledges but bad weather closes in and a blizzard strikes. Joe Simpson s book is astounding - it ll have you turning the pages as the story unfolds. A definite must read for all outdoor enthusiasts. My only quibbles are the liberal use of technical climbing terms that are a little tedious for the non-expert and the relatively hi...
星と嵐―6つの北壁登行 (集英社文庫)

顧客の平均格付け: (2)

ガストン レビュファ

価格: ¥ 54


(12 利用可能なアイテム)

タグ: フランス文学, 文学・評論 全般, ヨーロッパ, スポーツ, 歴史・地理 全般, 体育学・スポーツ医学, フランス, スイス, 実用・スポーツ, 旅行, スポーツ, 集英社文庫, コバルト文庫, 集英社, ペーパーバック

#あふれるリリシズム (2008-11-15) 冷たい虚空を背負った岩壁の中にあるものは、恋人や肉親への思いをもはるかに凌駕する、生と死によって結ばれた強い友情である。
#写実的かつ情感的 (2007-02-06) ガストン・レビュファは「攀じる詩人」。サン・テグジュペリを啓蒙していることもあって、レビュファ自身も優れた実行者でありながら優れた表現者です。文体は、写実的でありながら、情感的。人間の厭らしい部分が微塵も感じられない清らかな文章です。そして、文章の至るところにアルピニズムの輝きが散りばめられている。アルピニズムがいかに進化しようが、「自然を介在しての、内なるものとの...


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