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闇の子供たち (幻冬舎文庫)

顧客の平均格付け: (46)

梁 石日

価格: ¥ 188


(17 利用可能なアイテム)

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#闇のなかで (2008-12-19) 衝撃的な内容ではある。ストリートチルドレン、人身売買から幼児売春、臓器売買などこの世の闇の根底を書いた作者の勇気を評価したい。しかし登場してくる子供たちに関しては、何人もの子供が登場するせいなのか結局は救えない結局は死んでいく。それがたとえ現実だとしてもただ私には「かわいそう」としか感じさせてくれなかった。終わり方は少々中途半端に感じられ、続きがあるのではないかと疑った。...
#どうしようもないが確かに存在する世界的課題 (2008-12-14)  アジアの児童売買春、臓器移植、人身売買は、確かに存在する問題である。この小説はフィクションだが、根幹をなす題材の一つ一つは真実である。どうすればいいかという対処法は、本書を読んでも兆しさえ見えない。 いくばくかのカネを募金して善人気分になっているのが我々の現状だ。そう言う意味では、不愉快な小説である。しかし、日頃無意識に目をそらしている問...
#最初から強い人なんていない (2008-12-09) 話題になっていた本だし、テーマが重そうだとしても読まないでおくのは、偏った読書傾向になってしまいたくない自分の信条に反すると、自己を奮い立たせて手にしました。が、その意志が無ければNGO団体社会福祉センター音羽恵子登場の46ページまで辿り着かずに読むのを止めていたかもしれない。というのも、ペドファイル(幼児性愛者)が全401頁の中で、どういう行為をするのか...
#混乱 (2008-12-01) フィクションである、という前提のもとに読みました。それでも幼児売春や臓器売買のあまりにの凄惨な描写に気分が悪くなりました。現実にこういうことはあるのだろうと思うと何度も目を背けたくなるような物語でした。結論から述べると私にはキツイ本でした。そういった現実は確かに聞き及んではいるけれど、これほど鮮明にリアルに知らなくてもよかった。知ってるだけじゃどうしようもない。所詮私は日本と...
#この作品はフィクションです (2008-11-01) まず、、インターネットができる環境にあるのであれば著者の名前ぐらい調べてください。それからまず、本を手にとるかとらないかを決めてください。wikipediaで調べてみればわかると思われますが、これはフィクションです。騙されないでください。また、著者は在日韓国、朝鮮人と書いてあります。また、小説というのはフィクションであろうが、ノンフィクションであろうが本に明記する必...
血と骨〈上〉 (幻冬舎文庫)

顧客の平均格付け: (21)

梁 石日

価格: ¥ 1


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#凄まじい小説 (2008-04-14) 本当に凄まじい小説でした。多少の誇張はあるにせよ、こんな人間が実在したのかと疑いたくなる様な壮絶な生き様。徒党も組まず一匹狼を貫く姿勢は、潔ささえ感じられる。自分以外の人間は例え血を分けた子供達であっても信用せず、家族は自分が生きる為の道具として見ないその冷徹さ。全ての欲望に忠実で、生きるということにここまで貪欲である人間を知らない。
#身内にいたら嫌!・・・だけど憧れる自分がいる(苦) (2007-10-13) 在日版「ベニスの商人」と言っても過言でない小説です。作者の実在した父親がモデルになっているだけあって、更に緊迫感が文章に漂わせています。暴力と金しか信じないその姿勢は周囲の人々を不幸にし、結果、末期には老いと病魔に勝てず衰退していく姿は儚さを感じます。だけど、ヤクザ十数人とやりあったり、驚異の絶倫振り(この表現マズイか・・)怖いもの...
#読む者を圧倒する骨太の骨と、熱い血 (2007-04-24) こんな人が家族にいたら絶対に嫌だよね。近所にいるだけでも嫌だ。でも、その生き方には何故か引き付けられるものがある。そんな主人公、金俊平の一生を書いた作品。作者の実父がモデルとされているだけあって、小説として誇張されている部分もあるのだろうが、その存在感、リアリティーには圧倒される。物語は1930年頃の大阪から始まる。力で自分の好きなように生きる金俊平。何...
#暴力とカネのみを信じた男の末路 (2007-02-24) 「人間死ぬまで生きるだけだ」主人公の父親は、暴力とカネだけを信じて、周りの人を全員不幸のどん底へと突き落としながら生きていきます。その超人的な暴力ぶりは非現実的であるものの、著者の迫力の描写によって、非常なリアリティーを帯び、読みながら恐怖のどん底へと突き落とされていく気分になります。まるで恐怖映画を見るように、次はどんな恐ろしいシーンが待ち構えている...
#在日文学の特長と限界 (2006-08-22) たぶん、かなり誇張されてる部分もあると思われるが、程度の差こそあれ、主人公のような生き方しかできない人は結構いたんじゃないだろうか。自分の父が作者と同世代、祖父が主人公と同世代なので、父や祖父、そして年長の親戚知人の姿が本作の登場人物に重なり合って見えたりする。自分に限らず、ある年代以上の在日ならそう感じることだろう。本作に特徴的な、ある種クローズドなリアリティ...
血と骨〈下〉 (幻冬舎文庫)

顧客の平均格付け: (12)

梁 石日

価格: ¥ 1


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#人間の業 (2007-04-26) 妻の英姫に資金を用意させ、蒲鉾工場を立ち上げる金俊平。それにしても英姫は生活力がありますね。金俊平なんかと関わらなければ一財産築けたのではないでしょうか。自分の子供たちにも昼夜を問わず働かせるが、工場で得た金は家族の為には一切使わない。相変わらず、自分の好きなように生きる男です。その奔放な生き方が鮮やかだった分、晩年の境遇はいっそう哀れに感じる。最後の愛人である定子やその子...
#在日文学の特長と限界 (2006-08-22) たぶん、かなり誇張されてる部分もあると思われるが、程度の差こそあれ、主人公のような生き方しかできない人は結構いたんじゃないだろうか。自分の父が作者と同世代、祖父が主人公と同世代なので、父や祖父、そして年長の親戚知人の姿が本作の登場人物に重なり合って見えたりする。自分に限らず、ある年代以上の在日ならそう感じることだろう。本作に特徴的な、ある種クローズドなリアリティ...
#これが人間だ (2006-08-12) 良くも悪くも、人間というものありようを余すことなく書き尽くしている。宗教的側面はないにしても、「カラマーゾフの兄弟」を初めて読んだ時のような衝撃を受けた。どんなに上辺を飾ってみても、僕らは一皮むけば同じように血と骨で出来ている生物に過ぎない。圧倒的な欲望や暴力も、僕らの誰の裡にも潜んでいるのだ。それは、戦争や飢餓などの極限状態に置かれた時、くっくりと浮き上がる。人間の本...
#なるようになった (2005-10-18) 下巻は金俊作が敗戦後蒲鉾工場を立ち上げて成功するところから病魔に襲われて家族に捨てられ、最後は北朝鮮に移住するまでの話。必死の思いで金策した妻、危険を冒して蒲鉾工場認可証の取得に奔走した娘婿、工場が稼動すると骨身を惜しまず働いた息子や娘、これら家族一族に全く報いることなく、金と自分のみを信じて、やりたいことをやった男の末路。暴力で意のままになると信じた男は暴力を振る...
#金俊平は魅力ある? (2005-07-23) はっきり言って最低な人間である。しかし、英雄肌は否定できない。そして、どことなく魅力を感じてしまうものもありました。この男の最後まで書かれていることが面白かったです。読みやすさ  ★★★☆☆はまりやすさ ★★★★☆興奮度    ★★★★☆
夜を賭けて (幻冬舎文庫)

顧客の平均格付け: (4)

梁 石日

価格: ¥ 54


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#経験・事実の喪失の深さ (2006-09-16) 映画は前半、金義夫が逮捕されるまでを描いている。そのことで、「アパッチ」と並ぶ本書のもうひとつのテーマである、大村収容所の実態が映画には全く出てこない。大村収容所から帰ってきた金が、変わり果てた大阪兵廟をみるくだりは、ガルシア・マルケスの「百年の孤独」を思い起こさせる。在日朝鮮の人々にとっての経験の断絶は、45年の解放はいうまでもないが、「経済成長」が決定的で...
#痛快なピカレスクロマン (2006-01-11) 活き活きと描かれる在日コリアンたち。冒頭はあまりの荒くれぶりにただただ圧倒されてしまうのですが、読み進んでいくにしたがって、「今」を同じ国で生きる者たちが、文化を尊重しあっていきていくことのすばらしさ・大切さを深く深く考えたくなります。作中にこんなことばが出てきます。『在日朝鮮人は日本人から差別され軽蔑されて辛酸を舐めてきた。 せやけど、わしらは何とかここまで...
#映画と合わせて読もう (2004-05-02)  著者のヤン・ソギルが自身の体験を元にしたこの小説は、2003年に公開された映画と合わせて読むと良い(映画はDVD化されています)。 行き場の無い在日コリアンたちが、警察と壮絶な戦いを繰り広げて金属スクラップを掘っては売り飛ばす様は本当に痛快です。同時に主人公の義男と節子の一途な愛の物語もまた泣かせてくれます。そして北朝鮮へ「帰国」した在日コリアンが、どのような...
#アパッチかく戦えり (2001-09-03) 戦後、大阪の兵器廠跡を舞台に繰り広げられた在日(アパッチ)の戦いを描く。この「事件」は開高健の「日本三文オペラ」が闊達に描き出しているが、この本は言わば「当事者」の側からの記述である。また、アパッチ壊滅後、在日に課せられた大村収容所の地獄をも描き出す。この大村収容所の存在を知っている日本人が、果たしてどれほどいるだろう?(私も知らなかった。) 今でも続いている在日の...
断層海流 (幻冬舎文庫)

顧客の平均格付け: (2)

梁 石日

価格: ¥ 179


(7 利用可能なアイテム)

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#一気に読み上げてしまう、波乱万丈のドラマです (2005-06-11)  売春婦として日本につれてこられたフィリピン女性の話から、最終章まで、登場人物が章毎に入れ替わり、それぞれの人生の裏と表が詳細に描かれています。時がたつのも忘れて、一気に読み上げてしまいました。また波乱万丈でありながら、実際に現実に起きている事件だと思うと、著者の情報収集力に舌を巻いてしまいました。
#怒涛のストーリー (2004-11-30) 梁 石日を読み始めて初期のころに読んだ1冊だったはずですがその怒級の展開にその頃呼んだ馳星周が吹き飛んだ記憶があります。花村萬月のようにこの人も明らかなノワール小説のくくりは嫌って、というかそんな小さな枠には収まりきらない器を持った作家の一人なんだと思う。帯の解説からしていきなり、マリアは死にたいと思った、日本に来てその日から売春をさせられ覚せい剤で苦しみを忘れる日々...


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