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昔話の深層―ユング心理学とグリム童話 (講談社プラスアルファ文庫)

顧客の平均格付け: (7)

河合 隼雄

価格: ¥ 216


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タグ: 河合隼雄, 心理学入門, 読みもの, 昔話・伝承, 童話, 心理学, 講談社+α文庫, 全書籍, ペーパーバック

#運命の出会い (2008-10-16) この本にもっと早く会わなくて良かった。もっと早くあってたら臨床心理士を目指しちゃってたかもしれない。この本を読んでると何度も背筋がぞくぞくした。怖いってわけじゃないけど恐ろしい。
#ユング心理学による昔話の解釈 (2007-07-20) 本書の最初に出てくる昔話は「トルーデさん」。たった2ページの話だが衝撃の結末に目を疑う。これを河合隼雄はユング心理学の元型の一つ『グレート・マザー』の暗黒面の現れと解釈している。昔話もこういう見方をすれば、より深くそして怖ろしいものだと思い知る。この本を読めばユング心理学が概観できるので何度も読み返したい。著者のご冥福をお祈りしつつ、星5つ。
#物語を通した無意識との対話 (2007-05-19) 京都大学教授でユング心理学者の河合氏による昔話の解説で、特に昔話から読み解ける人間の本質的思考パターンについて分析されています。エディプスコンプレックスや母親殺し、母性/父性性の内在や性意識の目覚めなど、人間の無意識に共通する元型が広く知られている物語から見出されています。すらすらと読み流すこともできますが、自分自身へと問いかけながら読み進めることで、これ...
#ユング的解釈。 (2007-04-27)  ユング心理学派の日本の第一人者、河合隼雄さんのグリム童話の解釈です。もう、何度も読み返すくらいおもしろい著作だと思います。トリックスターとかグレートマザーとか父性母性とか、グリムのお話に沿ってわかりやすく説明してくれていて、昔話をこういう風に解釈することができるんだと知ると同時に、昔話の奥深さを実感させられました。ただ普通に読んでいても、うまく飲み込めないところがあ...
#無意識と意識の架け橋 (2003-11-13)  本書の始まり、第1章・第1節のタイトルは「昔話には魂がこめられている」。なんでそんなことがいえるのか、と冒頭から疑問を感じたけれども、著者はユング派の立場から、人間の心の普遍性<普遍的無意識・元型>につながるものが、多くの人に受け入れられ、時代を超えて存在し続けるのだ、というふうに説明する。 ここで読み解かれるのは、『ヘンデルとグレーテル』や『いばら姫』、『黄金の...
水木しげる妖怪大百科

顧客の平均格付け: (4)

水木 しげる

価格: ¥ 730


(7 利用可能なアイテム)

タグ: 昔話・伝承, 一般, 水木しげる, 小学館, ハードカバー

#妖怪の絵に愛を感じます (2007-07-06) 妖怪の絵って「どうだ怖いだろうー」とか「うえ気持ちワルーぞっとするぜ」という絵師さんの気持ちが伝わってきちゃうものもあるのですが、水木さんの絵は違います。愛を感じます。なんだろう・・・純粋で子供みたいな気持ち。もっと知りたい。すごいや!みたいな。とにかく眺めていてためになるだけでなく良い気分になる本。お子様にお勧めです。大人も半分信じて同調してあげましょうね。...
#すりきれるほど読んだ本が復刊! (2006-01-03) この本、30年前の小学生時に買い、ほんとうに惚れ込み、ぼろぼろになるまで読みました。その本がそのまんま復刊です。日本の昔ながらの妖怪をここまで整然と紹介した本は、その後もあまり無いでしょう。イラストもわかりやすい上に怖さがあり、解説文もシンプルながら格調がありますし、妖怪を通じて日本の民俗や自然に対する畏敬の念が養われます(私にとってはそれくらい言って...
#雪女怖い! (2005-10-22) 懐かしい!小学生の頃、本がボロボロになるまで何度も読んでいました。あれから15年以上・・・。改めて読んでみると、いやあ我ながらよく内容を覚えている。収録の絵は他の本でも目にするが、間に入っているコラムの内容はしっかり頭に叩き込まれていた。う~ん、多感な時期に読んでおいて良かった(笑)。水木しげるの入門篇として、鬼太郎の漫画も収録されてあるし、是非我が子にも、もう少し大きくなっ...
#子供も大人も楽しめる! (2005-08-04) 水木しげるの妖怪入門書となる一冊です。大人も子供も楽しめます。イラスト豊富で想像が膨らみます。いつも手元に置いてぱらぱらとページをめくって楽しむのもいいかも?索引から妖怪を探す事も出来て使い勝手はばっちりです!
図説 日本妖怪大全 (講談社プラスアルファ文庫)

顧客の平均格付け: (9)

水木 しげる

価格: ¥ 1,365


(1 利用可能なアイテム)

タグ: 昔話・伝承, 日本の民俗, 講談社+α文庫, 全書籍, ペーパーバック

#ご本人自体が既に妖怪化している (2008-08-17) 妖怪といえば水木さんである。もうご本人自体が既に妖怪化している。その水木さんの代表作といってよいのが本書であろう。1991年に単行本として発行されているが、僕が持っているのは文庫版。以前書店で単行本を見かけたことがあったが、買っておけばよかったと今でも後悔している。結構大判のしっかりした装丁だった記憶があるが・・・。内容はひとことで言えば妖怪事典。425の妖怪た...
#妖怪辞典というには…。 (2008-04-09) 続編「図説妖怪大鑑」とのセットで“妖怪辞典の決定版”を謳っている。400体以上の妖怪を精緻なイラストと解説文で紹介しており、その質量には圧倒させられる。だが内容には不満が多く、妖怪好きに対しても薦められるかは微妙なところ。まず、妖怪の定義をきちんとしておらずあやふやなままにして逃げている。またそれに起因して、本来妖怪とは呼べないようなものも多く収録されている。妖怪...
#巨匠・水木 しげるによる妖怪図鑑 (2007-11-23) 巨匠・水木 しげるによる妖怪図鑑ゲゲゲの鬼太郎の世代には懐かしさを感じさせるものがあります。妖怪といえば、得体の知れない魔物だと思われがちですが、いがいと人間ぽいところもあったりするものです。民俗学的な価値もある本です。
#読み物としても楽しい妖怪図鑑 (2007-05-08) 昔から水木ワールドと妖怪が好きで本もかなり買いましたが、これはおすすめです。425もの妖怪が、水木先生の精緻な描写と各地の伝承を中心とした解説で生き生きと描かれています。確かに字は少し細かいですが、背景の描写は驚くほど精密で、妖怪や人間は単純な線で描く先生独特の画風が堪能できます。解説も全国各地の怪談や伝承、言伝えが豊富に収録されており、民俗学的にも価値...
#たくさん! (2006-04-20) たくさんの妖怪たちが載っています!文庫なので、持ち運び便利なうえ、ぶあつくて読みごたえあり。自分の地域の妖怪も見つかるかも…少し字が細かいですが、説明もしっかりされていてうれしいかぎりです。ちょっと調べる時にも大いに役立ちます。
日本の昔話 (新潮文庫)

顧客の平均格付け: (6)

柳田 国男

価格: ¥ 1


(22 利用可能なアイテム)

タグ: 柳田国男, 昔話・伝承, 柳田国男, 新潮文庫, 全書籍, ペーパーバック

#さくっと。 (2007-09-22) やはり「まんが日本昔ばなし」を毎週見ていた私のような世代には、どれも聞いたことのあるようなお話で、楽しめました!昔話というか、笑い話のようなお話も含め、1ページにも満たないようなお話がたくさん入っています。なので、手軽に、気軽に、さくっと読めます。もちろん難しいお話はほとんどありませんので、小学生の方々にも読みやすいのではないでしょうか?
#あの時代に読んだものの復習に (2007-07-17) 「桃太郎」や「金太郎」ほどのビッグネームではないが、それでも誰もが一度は聞いた事のある昔話というのはあるだろう。例えば「猿の尻尾はなぜ短い」とか、「くらげ骨なし」とかいった昔話だ。この本はそういった短編の昔話を沢山集めた一冊だ。この本に登場する昔話は殆どが1ページ以内で終了するものばかりである。数ページをまたぐものは少ない。だから読みやすいのである。読み...
#昔話のデータソースとして・・ (2007-06-01) いわゆる「物語好き」な人にとっては少々物足りなく感じるかも知れません。なぜならば、柳田版の拾遺集であり文章の修飾を省いているからです。しかし、素朴で飾らないからこそ骨子が見えやすく、またパターンの類型が見えやすくなっています。なによりもサクサク読めるのがいいです!サクサク読んでじゃんじゃん語ってあげましょう語り部となって初めて価値が出る本だと思います。
#昔話の飽きない魅力 (2007-05-05) やっぱり昔話は飽きない。だてに大昔から語り継がれてないと言った所だ。「海の水はなぜ辛い」「藁しべ長者」などの基本的なものから、日本版シンデレラ「米袋粟袋」や薄気味悪い話の「本取山」、怪談調の「飯食わぬ女房」、鼻をかむだびに願いを叶えてくれる「はなたれ小僧様」。面白いのを上げていくと切りがない。昔話というと勧善懲悪で道徳的なイメージがあるが、読んでいると、首を傾げた...
#なつかしい世界 (2006-01-21)  昭和5年にアルス社から出た『日本昔話集(上)』の復刻。同書は1960年に角川文庫『日本の昔話』として改訂版が出ているが、本書は、改訂前のものを用いている。1960年の改訂では、かなりの数の入れ替えがあったようで、昔話としての特徴・整合性は高められているという。本書は未整理な状態ということになる。柳田の昔話の原点と呼ぶべき一冊。 全国各地から集められた昔話が掲載されている。「海...
ハーメルンの笛吹き男―伝説とその世界 (ちくま文庫)

顧客の平均格付け: (14)

阿部 謹也

価格: ¥ 280


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タグ: 伝承・神話, 昔話・伝承, ヨーロッパ史一般, 西洋史, ちくま文庫, 全書籍, ペーパーバック

#世界に誇れる研究 (2008-10-21) 別件で調査中にたまたま手に入れることになった一冊。しかしながら読み出したら夢中になってしまったことを白状する。「ハーメルンの笛吹き男」は、実際にあった子供たちの集団失踪事件がモデルにあるという意味で、他の童話とは一線を画すムードが高い。そのせいか、かれこれ400年ほど、この話に絞った研究がどっさりあるのだ。本書は、そういった研究を概観することができるうえ、ドイツの古文書...
#良書とはこういう本です (2008-05-17) 昔、この本の単行本が出た時、毎月購入していた雑誌(今の「ミュージック・マガジン」)の編集長がやたら絶賛していたので買い求めた本である。130人もの子どもを連れ去った犯人は誰や???という視点で読み進んでやたら疲れた本であります。そういう単純なこと(犯人は誰や?)を述べている本ではありませんでした。疲れましたがこのような学問(社会学とでも言うのでしょうか?)の分...
#読み物としても楽しめる一冊 (2008-03-05) 「ハーメルンの笛吹き男」。一つの伝説として日本でも有名なこの話はしかし単なるおとぎ話ではなかった。この伝説の核心には確かに1284年6月26日にハーメルン市において130人の子どもたちが謎の失踪を遂げるという歴史的事実があったのである。ドイツ中世史の泰斗である著者は、中世ドイツの社会的背景や民衆の生活を丁寧に探ることによってこの事件の真相を推測していく。著者は、過去にな...
#想像力をかきたてられた (2007-10-07) 世に語り継がれるハーメルンの笛吹き男の物語は、史実とは言っても勿論全てがそうというわけではなくて、鼠退治や笛吹きのあたりは後から付け加えられた小道具であり、ただ1284年6月26日に130人の子供たちがハーメルンの街から忽然と消えてしまった事だけが確かな真実なのだと言う―――。阿部謹也氏のこの本によると、130人の子供達が消えてから700年強の間、物議を醸してきたようです。阿部氏は...
#自分の意見を! (2007-09-28)  ハーメルンの笛吹きについて、それがなぜ、どのように生まれ、そして今まで伝えられてきたのかを中世ドイツの歴史的背景とかその時代に虐げられた、しかしその時代の主人公であった民衆の視点を持って描かれた稀有な中世史。ハーメルン市中から突如と130人もの成人前の男女が消えてなくなる、笛吹きに連れて行かれたのか?というシチュエーション、今なら、「そら、北朝鮮に拉致された!」と簡単に...


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